ミンキーソフト歴史館
Minky Momo Maniacs PART.2
概要
パッケージ
 タイトル Minky Momo Maniacs PART.2
発売元 ヤングコーポレーション
品番 YNG-934
定価 \6,800
発売日 1995/09/15
対応機種(OS) Windows3.1 / Macintosh 漢字Talk7.1以降
メディア CD-ROM
プログラム容量 約529MB
　Part.1の約３カ月後に発売されたMinky Momo ManiacsのPart.2です。
　タイトル画面でグルメポッポが動いたり、各所に小山さんの声が使われるなど、格段に進化した部分もあります。その一方でカーソルはシンプルなものにかわっていました。あまりの遅さのため不評だったのでしょうか。
　これもPart.1と同じようにWindows95以降では文字化け、Windows2000では実行不能ですが、同様な方法で回避できます。
内容
タイトル画面


メインメニュー 
内容 ●「夢の中の輪舞」英語版、スペイン語版一挙紹介
●未公開設定資料満載
●旧テレビシリーズ第２パートにあたる49話〜63話を収録
●全変身シーンの決めのカットをストーリーとともにデジタル収録
●63話「さよならは言わないで」を全カット静止画収録
●メインキャラクターをデータベース化
●わたなべひろし氏の書き下ろしイラストギャラリーをデジタル化
●湯山邦彦監督製作秘蔵メモ公開
●首藤剛志氏、わたなべひろし氏書き下ろしオリジナルストーリー（後編）収録
●首藤剛志氏、小山茉美氏特別インタビュー収録
　とにかくPart.2ではモモ（小山さん）がよくしゃべります。それだけでもずいぶん雰囲気が変わるものです。
　メインメニューのカジラをクリックすると、小山さんのいろいろな声が聴ける隠しページに移動することができます。「Windowsの世界へようこそ」というようなOSの効果音としての使用を前提としたものから、「あなたでなきゃだめなの」「ねぇ、愛してるって言って」「ねぇ、キスして、ねえったら」といった何に使うのかわからないような意味深なものまで・・・(^^;

　個人的に一番興味深かったのは英語版とスペイン語版の輪舞でした。今でこそインターネットの普及で、誰でも気軽に外国製モモグッズを購入したり（事実私も英語版輪舞のビデオを持っている）、海外サイトで外国版モモを見たりできるようになりましたが、その当時はこういう情報を個人で仕入れるのは困難だったはずです。

　各場面にピースが隠されていて、それを全部集めるとオリジナルストーリーが見られるようになっている点は、Part.1から踏襲されています。
　メインメニューで左下のモモをクリックすると、「私をクリックしないでね」というのもお決まりのパターン。今度はちゃんと小山さんの声でしゃべります！

　音楽に空モモのBGMが使われている点もかわっていません。使用曲もまったく同じです。

　なお、チラシには「ラブラブミンキーモモデモテープバージョン収録」とありましたが、結局これは著作権の関係で収録されなかったようです。
文字化け回避方法（Windows95以降）
必要なもの ・CD-Rドライブ
・CD-Rメディア１枚
・70MB程度のファイルまで扱えるバイナリエディタ
・600MB程度のハードディスクの空き容量
手順 1. 原本CD-ROMの内容をハードディスクに作成した適当なフォルダにすべてコピーする

2. ハードディスクにコピーしたMMM2.EXEをバイナリエディタで開く
　MMM2.EXEはCD-ROM上ではルートにあるので、１で作成したフォルダ内にあるはずです。

3. 文字列置換モードで"標準ゴシック"を"ＭＳ[SP]明朝"[SP][SP][SP]にすべて置換
　[SP]は半角スペースを示します。ＭＳは全角文字です。置換前／置換後文字列にはダブルクォーテーションも含めてください。

4. 再度先頭から、文字列置換モードで標準ゴシック(Modern)をＭＳ[SP]明朝(Modern)[SP][SP][SP]に置換
　[SP]は半角スペースを示します。ＭＳは全角文字です。(Modern)は半角文字です。

5. 再度先頭から、 文字列置換モードで標準ゴシックをＭＳ[SP]明朝[SP][SP][SP]にすべて置換して保存
　[SP]は半角スペースを示します。ＭＳは全角文字です。

6. １で作成したフォルダの内容をCD-Rに焼く
　もちろん焼き直したCDはハイブリッドではなくなるのでMACでは使えなくなります。

※以前に公開していた方法には4と5の手順がありませんでした。これを行わないと字が90度回転してしまう画面が一部にあったため、それに対処しました。ご面倒でももう一度やり直してください。
　方法はPart.1とほぼ同じです。置換するファイル名がMMM2.EXEにかわるだけです。
Windows2000における不具合対処方法
手順 1. 16bit版のQuickTime for Windowsがまだインストールされていない場合はインストールする
　最新版のQuickTime4等がインストールされていてもダメです。必ず昔の16bit版をインストールしてください。共存は可能だと思いますが、16bit版を入れた後に再度最新版をインストールし直した方がいいでしょう。
　16bit版は製品CD-ROMの\QTW20の中にあるSETUP.EXEを実行するとインストールできます。16bit版でもなるべく新しいバージョンが好ましいので、海モモCD-ROMのDISC1に入っているものがいいでしょう。ただ、私はそれよりも新しいバージョン2.12で動作確認していますので、もし不具合があった場合は昔の雑誌付録CD-ROM等から少しでも新しいものを何とかして探し出しましょう(^^;

2. Windows2000のシステムフォルダ内のファイル QTVHDW.DLL を削除または適当にリネームする
　Windows2000をC:\WINNTにインストールした場合は C:\WINNT\SYSTEM 内にあるはずです。わからない場合はスタートメニューの検索を使ってください。
　要はこのDLLを読み込ませないためです。なぜかこれがあるとムービー再生時に不正な処理で落ちてしまうのですが、削除しても何事もなかったかのように動いてしまいます。

※これはヤングコーポレーションのミンキーモモソフトに共通の対処方法です。１度だけ行えばOKです。

　

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