ここはインチキ発音講座のページです(^_^;)
 私は外国語や言語学の知識なんてほとんどありません。発音の詳細はWWW上に山のようにある優良サイトから情報を仕入れたり、知識のある方から教えてもらいました。表現を拝借している部分もあります。
 もちろん適切でない表現もあると思いますので、ここを読んで発音をマスターした気にならないでくださいね。


<韓国語発音の独自仮名表記について>

 「ㅓ」はオとアの中間的な母音です。でもどちらかというとオに近いようです。
 この場合、「オ母音字+ァ」で表現します。
 例えば、「ポァ」と書かれていたら、ポとパの中間的な発音をしてください。また、拗音と一緒になる場合は「ピョァ」という表記になりますが、決して2音で発音しないでください。
 余談ですが、英語の"super"の"er"の部分はいわゆる曖昧母音です。ハングルではこれを「ㅓ」に置き換えています。日本語のように「ア」で置き換えてしまうよりは、たしかにこちらの方が自然だと思います(^^;

 「−」はウとエの中間的な母音です。でもどちらかというとウに近いようです。
 この場合、「ウ母音字+ェ」で表現します。
 但し、「ウェ」「フェ」となってしまうと本来あるべき仮名の発音表記と同じになってしまうので、その場合は逆転させて「エゥ」「ヘゥ」と表現します。
 例えば、「ヌェ」と書かれていたら、ヌとネの中間的な発音をしてください。

 下にくる「○」はンなのですが、これは舌をのどの奥に付けたときに出る鼻にかかる「ン」です。いわゆる"ng"の発音。
 カ行音の直前の「ん」は自然にこの発音になります。ただ日本人はそれを区別していないだけだとか。
 この場合、ひらがなの「ん」で表現します。

 「ㄱ」「ㅈ」「ㄷ」「ㅂ」は平音と言われるもので、それぞれ「ガ」「ジャ」「ダ」「バ」行音と思ってもらっていいのですが、完全に同じというわけではなく、「カ」「チャ」「タ」「パ」行音との中間的な子音であることが多いようです。但し、語頭では「カ」「チャ」「タ」「パ」により近くなります。
 そのため、これらは語頭では「カ」「チャ」「タ」「パ」行で、それ以外の場合は「ガ」「ジャ」「ダ」「バ」行で表記します。

 「ㅋ」「ㅊ」「ㅌ」「ㅍ」は激音と言われるもので、それぞれ「カ」「チャ」「タ」「パ」行音と思ってもらっていいです。息を勢いよく出すのが特徴です。
 これらは「カ'」「チャ'」「タ'」「パ'」のように、直後に「'」を付けて表記します。

 「ㄲ」「ㅆ」「ㅉ」「ㄸ」「ㅃ」は濃音と言われるもので、それぞれ「カ」「サ」「チャ」「タ」「パ」行音に近いです。一度息を止めて一気に吐き出すような発音です。
 これらは「`カ」「`サ」「`チャ」「`タ」「`パ」のように、直前に「`」を付けて表記します。


<中国語発音の独自仮名表記について>

 ピンインの「e」はそれ単独の場合はオとアの中間的な母音です。でもどちらかというとアに近いようです。
 この場合、「オ母音字+ァ」で表現します。
 例えば、「ロァ」と書かれていたら、ロとラの中間的な発音をしてください。また、拗音と一緒になる場合は「チョァ」という表記になりますが、決して2音で発音しないでください。

 ピンインの「ü (v)」はウとイの中間的な母音です。東北弁風!?
 この場合、「ウ母音字+ィ」で表現します。
 但し、「ウィ」「フィ」となってしまうと本来あるべき仮名の発音表記と同じになってしまうので、その場合は逆転させて「イゥ」「ヒゥ」と表現します。
 例えば、「ヌィ」と書かれていたら、ヌとニの中間的な発音をしてください。

 ピンインの「ch」はそり舌チャ行とでもいうのでしょうか。私はチャ行とT行(タ、ティ、トゥ、テ、ト)の中間的な音に聞こえます。
 この場合、ひらがなの「ちゃ、ち、ちゅ、ちぇ、ちょ」で表現します。
 例えば、「ちゅ」と書かれていたら、舌を丸めてのどの奥に付けてから無理矢理「チュ」と言ってみてください。どうです、日本語にはない発音になったでしょう?

 ピンインの「sh」はそり舌シャ行とでもいうのでしょうか。普通のシャ行と比べるとこもって聞こえます。
 この場合、ひらがなの「しゃ、し、しゅ、しぇ、しょ」で表現します。
 例えば、「し」と書かれていたら、舌を丸めてのどの奥に付けてから無理矢理「し」と言ってみてください。

 ピンインの「r」はそり舌ラ行とでもいうのでしょうか。
 この場合、ひらがなの「ら、り、る、れ、ろ」で表現します。
 例えば、「ら」と書かれていたら、舌を思いっきり丸めて「ら」と言ってみてください。

 ピンインの「ng」はンなのですが、これは舌をのどの奥に付けたときに出る鼻にかかる「ン」です。
 カ行音の直前の「ん」は自然にこの発音になります。ただ日本人はそれを区別していないだけだとか。
 この場合、ひらがなの「ん」で表現します。

 ピンインの「hu」は日本語の「フ(fu)」とは異なり、口笛を吹くときのようにくちびるをすぼめてはいけません。「ハ」「ヘ」「ホ」を発音する要領で母音だけをウに変更してください。それは「フ」と比べると何となく間の抜けたような音になるはずです。
 この場合、ひらがなの「ふ」で表現します。

 また、中国語(北京語)には本来濁音は存在しません。ピンインの子音「g」「j」「d」「b」は無気音といって、それぞれ「k」「ch」「t」「p」音を息の放出をできる限り控えて発音します。すると、日本語の清音(「p」のみ半濁音)と濁音の中間的な発音になるようです。
 但し、ここではピンインの表記に習って濁音で表記しています。(「z」「zh」は例外)


<フランス語発音の独自仮名表記について>

 フランス語の「r」は息が抜けるような独特な音です。ラ行とハ行の中間的な音に聞こえる場合が多いようです。
 この場合、ひらがなの「ら、り、る、れ、ろ」で表現します。
 例えば、「り」と書かれていたら、リとヒの中間的な発音をしてください。


<イタリア語発音の独自仮名表記について>

 「gli」はギとリの中間的な発音です。語頭では「ギ」に近く、語中では「リ」に近く聞こえるようです。
 この場合、ひらがなの「リ゛」と表現します。

 子音の「r」および「rr」は巻き舌のラ行で、舌を震わせて発音します。後者の方が震わせ方がより強くなります。
 赤ちゃんをあやしたり、ペットの興味を引きつけるときに、または子どもの頃ふざけて「トゥルルルルル…」と舌を鳴らした経験のある方は多いはずです。あのときの「ル」の子音です。某掲示板でよく使われる「ゴルァ!」の「ルァ」もこの子音かもしれません(^^;
 「r」の場合は、ひらがなの「ら、り、る、れ、ろ」で表現します。
 「rr」の場合は、「ら、り、る、れ、ろ」 と表現します。 


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