OUT 1991.11

　海モモが表紙に初めて登場した記念すべき号です。
　輪郭などが角張っていて一見するととみながさんの絵には見えません。目の描き方を見ても、わたなべさんの絵にかなり影響されているような感じです。
　ちなみに、ＯＵＴはすでにお亡くなりになられています(^^; 表紙に海モモが登場した回数が一番多い雑誌だけに少し残念です。

　スケートをしているモモです。
　これは、私がリアルタイムで購入した唯一のモモが表紙の雑誌です(^^;

B-CLUB 75 (1992.2)

　これはアニメ雑誌とはちょっと違います。「バンダイが発信するホビー＆映像情報」誌だそうです。セガバンダイになってたらSB-CLUBにでもなっていたのでしょうか(^^; それじゃスパイスの情報誌みたいだぞ(笑)　しかし、現在は名前が変わってしまったようです。
　その特集名が示すとおり、表紙だけではなく資料的な価値もかなりあります。音盤リストは必見です。空モモのLP・EPのジャケット写真や品番、発売日等を知ることができます。ただ、時期が時期だけに、海モモのは「夢みるハート」のCDSしか載っていません(^^;
　話を表紙に戻します。これはキャラクターに文字がいっさい掛かっていないという心配り(?)が評価できます。全身が入っている点もまた良いです。だって、スキャナで取り込めば簡単な修正だけで「並べて表示」の壁紙にできますから(^^)v

Out 1992.3

　この頃は毎月のようにモモが表紙の雑誌が発売されていたようですね。
　海モモはＯＵＴ誌だけで５回も登場しており、こうして表紙を並べると色とりどりできれいです。細かいことですが、この号から表紙デザインが新しくなったようで、「OUT」が「Out」になっています。
　ここから、とみながモモは表紙にはしばらく登場しなくなります。再び登場するときには絵のタッチがかなり変化していることにお気づきになると思います。

画像提供：はすのみもなか！さん

Out 1992.7

　夏ということで水着姿です。珍しく18歳モモが主体の絵になっています。
　海モモのくせにサーフィンは苦手！？

幼稚園 1992.8

幼稚園 1992.9

Out 1992.10

　Ｗモモです(^^)　それぞれに特徴があって全く同じようなタッチにしていないところが凄いです。
　まずは顔つきが違います。一方はおてんば娘、もう一方は清楚なお嬢様という感じです。それぞれのモモがどちらに該当するかはわかりますよね？　はじめからそういう目で見るから、そんな風に見えてくるのかもしれませんけど(^^;
　細かいところでは髪の毛のハイライトの形が違っています。いわゆる「天使の輪」タイプのハイライトは12歳モモでは他に例を見ないのでは・・・。表紙を見ながらこの文章を書いていて気付きました。

幼稚園 1992.10

　幼稚園ではこのように毎回いろんなファッションのモモを見ることができました。これが私が同誌に興味を引かれたきっかけです。
　傍らには「なつみ」と「みらいちゃん」と「マリーベル」が。同時期にやっていたアニメが偲ばれます。ドラえもんはいつの時代も人気者ですね。
　余談ですが、ちょうどこの時期ぐらいだったでしょうか、私は一時期モモを離れて「ママは小学４年生」にどっぷりとはまっていました。私の住んでいる地域ではモモの放映があまりに不規則でした。一方、ママ４はキー局と同時放映だったと思います。マリーベルはというと、CATVがまだ未開局でテレ東系は見るに堪えない画像でしたが、それでも一生懸命見ていたのを思い出します。

幼稚園 1992.11

アニメージュ 1992.11 (Vol.173)

　ごく普通の夢抱き編のとみながモモです。
　背表紙には「魔法のプリンセス ミンキーモモ」と作品名がズバリ書かれているだけなので、すぐにわかると思います(笑)　背表紙のサブタイトルがここまで単純なアニメージュは他にあるのかと思いましたが、結構あるみたいです(^^;　でも、モモはこれだけだと思います。

幼稚園 1992.12

幼稚園 1993.1

よいこ 1993.2

　「これのどこにモモがいるんだ！」と言われてしまいそうですね。左の画像をクリックして表紙全体の大きな画像を見てもまだわからないと思います。その部分の拡大画像も用意しましたのでご覧になってください。ビデオのパッケージにドレス姿のモモが載っていますね。
　この「にんきものヒットソングビデオ」は、小学館の幼年誌「マミイ」「ベビーブック」「めばえ」「よいこ」「幼稚園」「学習幼稚園」「てれびといっしょ」「てれびくん」の8誌合同企画の希望者全員プレゼントで、これらの1993年2月号または3月号を買うと応募できるというものでした。
　ビデオパッケージにモモがいるということは、当然モモの曲も入っているというわけで、「夢みるハート」が収録されています。これがまたTVのOPをそのまま収録したものではなく、音声はステレオで、映像は本編の編集という特別なものでした。

たのしい幼稚園 1993.2

　表紙を見れば察しが付くと思いますが、講談社の幼年誌はこの当時セーラームーンに力を入れていたそうです。モモは「セーラームーン びしょうじょパワー 5にんのひみつ」の文字に顔の1/3を覆われているというみじめな扱い(^^;
　しかしこれには他にも2カ所モモが載っています。拡大画像でないと見えないかもしれませんが、付録の「テレビにんきもの せいぞろいかるた」と「ヒーローヒロイン ジャンボジグソーパズル」にその姿がありますね。

幼稚園 1993.2

幼稚園 1993.3

Out 1993.3

　ウェディングドレス姿のアダルトモモに、12歳モモのアップです。
　私のとみながモモの印象は、まさにこの12歳モモです。全体的に丸みを帯びていて、左右への髪の毛の広がりが控えめなのです（この絵ではあまりわかりませんが）。
　ところで、海モモのLD-BOXが発売されましたが、絵の変わり様には少々がっかりしてしまいました。ボックスのイラストはそれほどでもないですが、セルで書かれたジャケットの絵は、私の想像をはるかに超えていました(笑)

アニメＶ 1993.4 (Vol.88)

　出ました！私のお気に入りの堀内さんの絵です(^^)　こんなのあったんですね。堀内モモがおがめる雑誌表紙はこれが最初で最後です。もっと起用してほしかったなぁ。
　もちろん「夢にかける橋」の記事があるから堀内さんの絵になったのでしょう。そのため、ペンダントは「橋」のときの形状になっています。ちなみに、左下の寝ころびモモは珍しくブーツの裏が見えています。こういう色だったのか・・・。
　アニメ雑誌では今のところこれが最後の登場になります。さて、再び表紙を飾ることはあるのでしょうか。

幼稚園 1993.5

幼稚園 1993.6

幼稚園 1993.7

幼稚園 1993.8

幼稚園 1993.9

幼稚園 1993.10

幼稚園 1993.11

幼稚園 1993.12

幼稚園 1994.1

　表題から長年の伝統の「モモの…」や「モモは…」がなくなってしまい、「にんきもの」としてひとまとめになってしまいました。モモ掲載終了の布石かのようですが、次号ではまた「モモの…」に戻っています。
　モモは何故かエプロン姿ですが、この絵は「にんきものかがみあそび」とは直接関係ないのかもしれません。鏡遊び用の絵は新年号らしく着物姿ですね。

幼稚園 1994.2

　小学館の幼稚園の表紙にモモが登場するのはこれが最後になります。
　海モモの放映終了後もこれだけ長い間掲載をし続けてくれたという事実はある意味驚異です。
　有終の美を飾るのは「モモのくるくるびようしさん」。絵こそ小さめですが、左上にあるので結構目立っていますね。
　そして約10年後、同系列の小学館の雑誌にモモが舞い戻ることになります。