スペシャルグッズ

 ここでは、ミンキーモモ関連のグッズのうち、非売品・限定品など、普通には売られていないものを紹介します。


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sign.jpg わたなべひろしさんのサイン色紙
 ミンキーモモに関しては空モモ以来有名な作画監督、わたなべひろしさんのサインです。空モモが放映されていた当時、わたなべさんは全国各地で相当サインを書かれたようで、結構中古市場に出回っています。量が多いためか値段はあまり高くないことがほとんどです。
 上の写真は額に入っていますが、これは私が入れたのではなく、なんと額に入ったまま売ってくれたのです。値段がそれほどでもなかったため、まさか額までついてくるとは思ってもみませんでした。(^^; やはり額に入っていると引き立ちますね。
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絵コンテ 夢の中の輪舞

 空モモのオリジナルビデオ「夢の中の輪舞」の絵コンテです。なお、このコンテの内容は同ビデオに付属していた特典「豪華特製モモ・ブック」にもすべて掲載されていました。
board1.jpgboard2.jpg ユタカの販促用下敷き
 海モモのスポンサーの一つであった玩具メーカーのユタカの販促用下敷きです。上が表、下が裏です。でかでかと赤文字で「非売品」と書いてあり、しかも小さな子どもでも読めるようにふりがながうってあるのは笑えますね。
conte.jpg 絵コンテ 海モモ #41(悪い子の国で大冒険)
 海モモの第41話「悪い子の国で大冒険」の絵コンテです。右側にピンクのペンで書かれた「林用」の文字があるということは、この話数の作画監督の林委千夫さんが制作時に所有していたものなのでしょうか。
 絵にペンで色が塗られていますが、とある有力な情報によりますと、塗り絵は間違いなく林さんがしたということです。
ar62.jpg アフレコ台本 #62(夢を抱きしめて)
 海モモの第62話「いつか、あなたと」(最終回)のアフレコ台本です。ロマンアルバムではシナリオタイトルが「最終回」とだけになっていますが、これでは「夢を抱きしめて」になっています。
 手持ちのものを調べてみたところ、どうも、シナリオタイトルと放映タイトルとはまた別の「アフレコ台本タイトル」なるものが存在するみたいです。大部分のアフレコ台本にはシナリオタイトルが使用されているようですが、例外もいくつかありました。例えば #37「どうなるどうするミンキーモモ」は、シナリオタイトルが「フェナリナーサからの電話」ですが、アフレコ台本タイトルは「どうする、どうなるミンキーモモ」でした。
 現在、この最終回のアフレコ台本の内容をテキスト化していますので、いずれ公開しようと思います。まだまだかかりそうですが。(^^;
jnr_flamingo.jpg 国鉄「フラミンゴ号」チラシ
 

 ミンキーモモ・165系(?)・宇宙刑事シャリバン という、ものすごい組み合わせ(^_^;)
 これは、空モモ放映当時、国鉄が企画したイベント列車「フラミンゴ号」のチラシです。ミンキーモモ&鉄道ファンの私としては、これを取り上げずにはいられないということで掲載しました。
 行き先は行川アイランドで、そこでは 仮面ライダー・ミンキーモモ・シャリバン ショー が行われました。しかも、別々のショーではなく共演するもんだから・・・。そのストーリーの素晴らしさはご想像におまかせします(笑)。
 画像ではわかりませんが、作品名が「魔法の少女 ミンキーモモ」となっているのはご愛敬。

素材提供:桃杖海姫さん

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LD Vol.1 初回特典ボールペン&シャープペン

 こんなものもあったんですね。ちょっと愚痴っぽくなりますが、特典ってなかなか地方(強いて言えば東京以外、特に名古屋)ではもらえないことが多いんですよね。もらえたとしてもすべてではなかったり。この状況は今も変わりありません。困ったものです・・・。パソ通を始めて、東京ではいろいろと特典がついていた事実を知ったときは少なからずショックでした。
 見ればわかると思いますが、黄色いのがシャープペン、オレンジのがボールペンです。おきまりの NOT FOR SALE の文字があります。
 えっ、どうやって手に入れたかって? ワンフェスで発掘しました(^^;
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セル画の袋(海モモ)

 葦プロダクションのセル画の袋です。
 当時はセル画を買いに行くとこの袋に入れてくれました。新しい袋を用意するよりは、制作側からくるこの袋を再利用したほうが余計なコストがかからないからか、セル画を売っているほとんどのところがこの方式をとっていたようです。
 しかし、これも普通には手に入らないものなので、モモの袋がもらえたときはうれしかったですね。モモのセル画を買ったからってモモの袋とは限らないのです。あるときはマリーベル、またあるときはジャンケンマンだったり・・・。
 袋にはいろいろと書き込まれており、制作サイドの状況がいろいろと伝わってきます。備考の欄の「すみません〜直しました」はひょっとしてとみながさんの直筆!?
 細部まで見えるように大きな画像を用意しました。
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VAP LD 全巻及び第三期購入者特典 送付用封筒と文面

 VAPの海モモ単品LDには全巻購入者特典がありました。これは全巻および第三期の特典が送られてきたときの封筒と中に入っていた文面です。
 封筒にはミンキーモモのロゴと自筆の申込用紙が・・・。しかも年齢まで書いてある。これが届いたときはちょっと恥ずかしかったですね(^^; 配達された方もどう思ってたんだろう・・・。 
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瞳の星座 BACK STAGE PASS

 瞳の星座といえば空モモのミュージックビデオで、輪舞より後に発売されたものです。
 当時このビデオを購入すると、ファンクラブへの入会申込ハガキが入っていました。それに入会すると送られてくる会員証のようなものがこれです。
 しかし、会員証が送られてきただけで、それっきりだったそうです(^^;

情報提供:ミンキー桃太郎侍さん

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大人気アニメオンパレード わりびき入場券

 過去に世田谷区民会館で行われたアニメ上映会の割引券です。
 こういうものは、会場周辺でしか配られていないはずですので、きわめてローカルな限定グッズでしょう。広く一般にも告知されないので、地域外の人は開催を知ることさえ困難でしょう。
 右上に夢抱き編OPのモモがいるだけですが、私にとってはこれで十分なモモグッズです。
 なお、私はこの上映会に行ったわけではなく、当時世田谷区周辺に住んでいたわけでもありません。コレクター向けのイベントで購入したのです。売っていたということ自体が凄いですね。

商品化権ご案内

 日本テレビから配布されていた、企業向けの海モモグッズ商品化申請案内パンフレットです。
 目新しい絵や写真はありませんが、書いてある文章には一般視聴者ではあまり知り得ない情報があるので資料としての価値はあります。

 まず「企画意図」のページがあります。「主人公の少女ミンキーモモが憧れの職業婦人(言い方は古いが要するにそういうことです)に変身する。」「少女ものにおいては、いつの時代もかわらない、永遠普遍のコンセプトを引き継ぎたいと思います。」「少女版桃太郎……だからミンキーモモ お供はおなじみサル、イヌ、トリ」というように企業人向けにたいへんわかりやすく説明がなされています(^^;
 放送期間は2クール以上と書かれていました。状況によっては最悪半年で終わる可能性もあったということなのでしょう。ネット局には読売テレビと中京テレビが入っていません。その後の大阪圏と名古屋圏の放映状況を暗示しているかのようにも見えます。

 「登場人物紹介」は他でもよく見るものです。ムック等でも似たような表現が使われています。
 気になったのは、クックブックの紹介が「モモたちを乗せてどこでも行ける、クルマに変身できるのです」というように、強調表示になっていたことです。何故ここだけ!? それだけこれを商品化させたいという意気込みがあったのでしょうか。でも夢はかなわず・・・。実際には数えるような回数しかクックターボにはなっていないので、無理もないかもしれませんが。

 そして、裏表紙の裏面が最も重要な「申請について」。
 一次審査の受付期間は1991/9/17〜1991/9/21です。海モモの放映開始(10/2)直前です。また、ずいぶんと短期間ですね。
 応募するためには商品のサンプルを5点以上納入しないといけないようです。過去に問題を起こした会社はおことわりする場合もあるんだとか。
 日本テレビ側のマージン(使用料率)は、一般商品が販売価格の3%、出版物や映像・音楽ソフトは5%です。そのほかに契約金もいります。その計算方法は「販売価格×3%×最低保証数量」。
 マージンのほうは、私的には意外と安いんだなと思いました。

入手協力:ビフロストさん



裏面

カバー

プレミアムミラーカード

 1999/12/18に空モモのDVD-BOX(1)が発売されました。それを記念した懸賞限定グッズがこれです。
 正式名称は「魔法のプリンセスミンキーモモ DVDメモリアルボックス 発売記念 プレミアムミラーカード」です。カバーにこう書いてあります。
 バンダイビジュアルが1999年末にBEATマガジン上で「2000年ぷれみあむなお年玉プレゼント」という、アニメソフト購入者向けのプレゼント企画をやっていました。その賞品の1つがこれで、5名様に当たるものでした。
 ここだけではなく、同時期に各所のホームページや雑誌等でも賞品候補として挙がっていました。きっと、50〜100枚ぐらいは製造されたのではないでしょうか。

 金属製で銀色に光り輝いています。表にはDISC1のインナージャケットと同じ絵柄が、裏にはペンダントが大きく印刷されています。
 ちなみに、左の画像はスキャナで取り込んだので、なんだか訳のわからない黒金の物体になってしまいました。デジカメでも撮影してみたのですが、前景が映り込むし照明も反射するので、素人では無理でした(^^; やっぱり実物を見るのが一番です。人間の目ってよくできていますね。

 私はめでたく本家ともいえるバンダイビジュアルで当てることができました。
 このときのバンダイビジュアルの賞品ラインナップは、制作サイドで使用されたもの(セル画・台本等)や、販促物(立て看板等)、サイン入り何々等が多く、このミラーカードのように懸賞用にわざわざ製造されたものは少なかったように思います。
 これはバンダイビジュアルに感謝せねばなりません。持っている方は大切にしましょうね。



海モモのカードダス

 バンプレスト製の海モモのカードダスです。
 これは商品化には至らなかったのですが、サンプル品と思われるものを入手することができましたのでここに紹介します。

 全42種で、裏面の印刷内容から次のようにグループ分けすることができます。
  001〜012:心理テスト
  013〜024:
星うらない
  025〜036:
おまじない
  037〜042:
おまもり
 このうち「おまもり」は、いわゆるキラカードです。表面がホログラム加工になっており、少しばかり高級感があります。

 裏面にはすべてのカードに「(C)マーク矢崎治信」と書いてあり、気になったので検索エンジンで調べたところ、この方は日本占術協会会員で、占い・魔法・心理分析などの分野で活躍されているそうです。
 コンテンツを作成するに当たって、しっかりとプロの方を起用しているとは、なかなか手の込んだものだったんですね。
 ちなみに、この「星うらない」によると、私は最もエッチな星座らしいです(笑)

 知らない方のために補足しておきますと、カードダスとはお金を入れてダイヤルをまわすとカードが出てくるという、ガチャガチャの変種のようなのものです。スーパーなどによく設置されており、今でも健在です。
 90年代初頭のラインナップはSDガンダムやドラゴンボールといった、男の子向けのものばかりだったと思います。そんな時期にモモのこれは時期尚早だったのでしょう。売り上げが見込めないと判断されてしまったのでしょうね。

 今ではトレーディングカード(略してトレカ)という分野が確立されており、カードダスもトレカの一種という位置付けになっているようです。
 女の子向けアニメのトレカも今では決して珍しくなくなりました。
 海モモが始まるのがあと5年遅ければ、グッズ状況はかなりかわっていたのでしょうね。

 


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